今、多くのサッカー指導者が注目する指導理論があることをご存じですか?
それは、TV「世界一受けたい授業」でも称賛され、日本サッカー協会も推奨する、安芸南高校サッカー部監督・畑喜美夫氏の「ボトムアップ理論」。
畑氏は、ボトムアップ理論による指導で、週2回しか練習しない無名の公立高校を、全国大会優勝へと導きました。
「ボトムアップ理論」とは、選手が主導してチーム運営をおこなう指導法。
選手は、監督に代わって、練習メニューから、公式戦に出場する選手、ゲームプラン、選手交代など、すべてを自分たちで決定していきます。
「主役は、あくまで選手」であり、指導者は、選手が迷った場合などに、必要に応じて問題提起をおこない、対話を通じて選手の可能性を引きだす「ファシリテーター」としての役割を担うのです。
「いきなり指導法を変えて大丈夫?」「指導経験は関係ない?」と思われても大丈夫です。
できることから、少しずつ選手へまかせ、 慣れてきたころに、その割合を増やしていけばいいのです。
また、ボトムアップは、サッカーのテクニックを指導するものではなく、 選手たちの能力を認め、伸ばしてあげる「心の指導」なので、指導経験は関係ありません。
では、一体どのように取り組めば良いのか? 無名の公立高校を、週2回の練習で全国大会優勝へ導いた、選手の能力を引き出す指導のテクニック「ボトムアップ理論」を公開します。
DVD3枚組
- 選手の自主自立精神を育てる「ボトムアップ理論」とは…?
- なぜ今、ボトムアップ理論が、
- 多くの指導者に注目されているのか…?
- チームのベクトル(全体像)とミッション(使命)をあわせる方法
- 「グッドゲーム」を実現する、2つのスキルとは…?
- 選手たちの「やってみよう!」という、 チャレンジ精神を引きだす方法
- どうやって、主体的に学べるサッカー環境を作ればいいのか…?
- 「やらされるサッカー」から、「やるサッカー」へ変える方法
- 選手たちの能力を最大限に引きだす指導のテクニック
- 【チーム運営の基礎1】 選手育成の基本となる3本柱とは…?
- 【チーム運営の基礎2】 組織構築の3本柱とは…?
- 【チーム運営の基礎3】 なぜ、全員リーダー制が有効なのか…?
- 選手が素直に「わかりません」と言える、 フラットな練習環境の作り方
- なぜ、整理整頓から、最高のパフォーマンスが生まれるのか…?
- どうすれば、「量より質」の練習ができるようになるのか…?
- 監督と選手の信頼と絆を作る、2種類のノートとは…?
- 選手のヤル気を引きだす、コミュニケーションのテクニック
- どうやって、「褒める」と「叱る」を使いわければいいのか…?
- 選手を褒めてあげるべき、3つのポイントとは…?
- 無理なく、自然に選手たちに任せられる環境の作り方
- 指導者が心得ておくべき、「ミーティングの重要なポイント」とは…?
- ミーティング時、監督は、どんな役割で接すればいいのか…?
- ボトムアップ理論導入時の注意点と、大切なポイント
広島県立安芸南高等学校 サッカー部監督/日本サッカー協会公認A級ライセンス、元U-16日本代表コーチ
畑 喜美夫(はた きみお)
小学生時代から、地元・広島の広島大河フットボールクラブでサッカーをはじめ、東海大一高校(現・東海大附属静岡翔洋高校)でプレー。静岡選抜では、長谷川健太(現ガンバ大阪監督)や三浦泰年(元東京ヴェルディ監督)らと、国体2位を獲得。また、U-17日本代表にも選出される。その後、順天堂大学に進学し、2回生の時にはU-20日本代表を経験。4回生の時には、総理大臣杯、全日本インカレ、関東選手権の三冠に貢献。大学卒業後、腰の怪我で現役を断念する。その後、広島に戻って教鞭をとる一方で、広島大河フットボールクラブの小・中学生を指導。1997年に県立広島観音高等学校へ赴任。サッカー推薦制度がない公立高校で、選手の自主性を促す独自のコーチング術「ボトムアップ理論」を取り入れ、2003年には初の全国大会(全日本ユース大会)、2005年に全国高等学校サッカー選手権大会でベスト8、そして2006年には、同校をインターハイ 初出場で初優勝(全国優勝)へと導く。その後も、数々のタイトルを獲得し、全国大会へ13度出場。また、これまで6人のJリーガーを輩出している。現在は、広島県立安芸南高校に赴任しており、 弱小チームを4年で県ベスト8に導いている。
DVD視聴者・実践者の声
堀越高校サッカー部監督 佐藤実
この理論を導入し4年目で、昨年は東京都のファイナリストになることができました。子どもたちと一緒に本物のチームを作っていく作業を実感していただくことで、指導すする側の我々も成長が約束されています。
綾羽高校サッカー部監督 岸本浩二
ボトムアップ指導を始めて初年度に全国大会初出場することができ、今年で3年目を迎えました。選手たちの主体性の成長や自主性の向上が、サッカーにおけるすべての成長につながることを実感しています。
大阪市立淀中学校サッカー部監督 黒川貴央
物事を考えることで以前より自分たちで話す機会が増え、チームの雰囲気も格段に良くなりました。今後は授業や学級運営にも取り入れていくつもりです。
松商学園サッカー部監督 高山剛治
指導者と選手が、一人の人として接することができる最高の指導法だと思います。
SUERTE juniors 横浜代表・都立国際高校女子サッカー部監督 久保田大介
畑先生のやり方をアレンジしながら、小学生と高校生の指導に取り入れました。一番変わったのは選手たちの表情だと思います。
(一社)CLUB東福岡アカデミック・アンド・アスリート代表理事 宮房武亮
サッカーを通じたグローバル人材の育成を目的としてチーム設立と同時にボトムアップ育成を採用、畑先生のもとに通い実感したことで揺るぎない方向性を示してくれました。
FC EL COL ジュニアユースサッカー 西脇監督
ボトムアップでのチーム運営により、子どもたち一人ひとりが自分の良さを見つけ、のびのびと成長しています。
豊中市立第三中学校サッカー部監督 谷本和明
気づき、感じ、学んでいく中で選手同士がともに磨き高めあっていくボトムアップは、チームと選手の数だけ存在します。
亀岡川東学園 川東小学校教諭 橋本和人
ボトムアップ理論は、スポーツだけでなく、学校教育にも活用できます。全国のみなさんがボトムアップチームビルディングを通して、ボトムアップ理論の良さを交流する「ボトムアップCommunity」を広げていきたいです。
推薦の声
日本人プロ第一号選手・横浜Fマリノス元監督 木村和司
畑先生の提唱する「ボトムアップ式指導」の理論は、日本のサッカー界はもとより、すべてのスポーツに通じる若手育成の新たなバイブルとなり、日本人が世界と戦うためのヒントとなる理論です。
元日本代表・セレッソ大阪アンバサダー 森島寛晃
ボトムアップ式指導は「観て、感じて、気づいて、判断、実行」というキーワードで、選手が自ら考えて行動する大きな可能性を最大限発揮するサポートをしていく手法です。
メンタルトレーニングコーチ 大儀見浩介
この理論は、成長する人間の理想的なやる気=モチベーションを育てることのできる素晴らしい理論です。
元横浜Fマリノスコーチ 福富信也
畑先生の提唱するボトムアップ理論は、人としての成長に主眼を置く指導です。数限りない枝葉に延々と消毒をするような現象論ではなく、土を肥やしてたっぷり水をやることで根や幹の本質から枝葉を良くする考え方です。
日本体育協会アスレティックトレーナー 木場克己
畑先生が推奨しているボトムアップ理論は、スポーツ競技全般に必要としている個の能力を高める上で重要な引き出しの部分だと思います。