なぜ、2タッチでボールを「右・左・右・左」とコントロールする練習が、上手くなるため、そして、試合で勝つためには不要な技術なのか?
その理由は、試合に繋がらない練習だから。
日本人として、ブラジルでプロ契約した2人目のサッカー選手である檜垣裕志コーチによると「あまり知られていませんが、ブラジルだけでなく、世界のトップを育てる環境では当たり前のことです」とのこと。
逆に、すでに世界中で常識となっているにもかかわらず、 日本ではまだあまり知られていない、「上達のルール」があります。
それは、「利き足の前にボールを置くこと」です。
世界のトップ選手が勝負を仕掛けるとき、 100%「利き足」から、プレーを展開させていることを、ご存じですか?
トラップ、キック、ドリブル…いずれの技術も、ファーストタッチで、確実に利き足の前にボールが置けると、前後左右へのパス、ドリブル、シュートなど、 あとに繋がるプレーを自在に展開できるようになると、檜垣コーチは言います。
意識して練習しないとなかなか身につかないシンプルなルールですが「体の軸が安定する」「ボールコントロールが正確になる」「パス、ドリブル、シュートの精度が上がる」「周囲の状況を正確に判断できる」など、サッカーの上達を実感できます。
では、具体的にどのような練習が必要なのか? ブラジルで学び実績をだし続けた檜垣裕志が、トッププレイヤーになるための利き足のポイントテクニックを公開します。
Disc1 利き足のポイント・ドリブル(収録時間42分)
- 簡単にボールが持てるようになるには…?
- なぜ、ドリブルは利き足からスタートさせるのがいいのか…?
- 全ての動作の基本になる「利き足のアウトターン」を簡単に覚える方法
- ターン時のステップは、どうすればいいのか…?
- アウトインのドリブルで、注意すべきポイントは…?
- ボールを見ないで、ドリブルできるようになるには…?
- マーカーを使ったドリブル練習のポイントとは…?
- 小指の感覚を鍛える、簡単な方法とは…?
- なぜ、1対1のキープでは、足の裏にボールを置いてはいけないのか…?
- 1対1で仕掛けるときの注意点とは…?
Disc2 技術向上のためのリフティング(収録時間39分)
- サッカー上達に繋がるリフティングの秘密とは…?
- 利き足、インステップのリフティングの注意点とは…?
- 利き足、アウトのリフティングの注意点とは…?
- 胸トラップから、ボールを自分のものにする感覚を覚えるには…?
- 「頭のタッチ」を覚える、簡単な方法
- かかとのリフティングを、ほかのプレーに応用するには…?
- 軸足のぶれを少なくするリフティング練習法とは…?
- ブラジルで実践されている、ボール感覚を研ぎ澄ませる練習方法とは…?
- からだ全体のバランスを整えるリフティング練習メニューとは…?
Disc3 トラップ&キック(収録時間60分)
- いちばん最初に覚えたいボールの「蹴り方」とは…?
- 斜めのボレーキックを練習するときの「3つの注意点」とは…?
- 短いキックと長いキックの蹴り方の違いとは…?
- インサイドトラップの練習を効果的にする「2つのポイント」とは…?
- インフロントのトラップの注意点とは…?
- アウトでのトラップで、見落としがちなポイントとは…?
- ボールを吸い付けるような、胸トラップを身につけるには…?
- 誰よりも先にボールの落下地点を読むには…?
- 短期間で上手くなるために必要なプロセスとは…?
FIFA公認コーチ
檜垣 裕志(ひがきゆうし)
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチームに日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有。圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
DVD視聴者・実践者の声
CBC・FPF公認ライセンスコーチ 毛塚武文
今まで自分が経験した北プロセスの中で、常に漠然と違和感を感じていたことが、一気に解消され全てが一つにつながった感覚を感じました。
推薦の声
明光サッカースクール 金田喜稔
檜垣コーチの提唱する「利き足のポイント」の理論は、世界のトッププレイヤーのすべてが備えているものです。育成年代の子どもたちや選手たち、現役プレイヤー、指導者、サッカーに関わるすべての方々に知っていただき、それぞれのサッカーに役立てていただきたいです。