なぜ、試合になると「パスが通らない」「団子状態になる」「ミスが増える」…こうしたことが起こるのか?
25年に渡り、JSC CHIBAにて約1,500人のサッカー少年を指導してきた川島和彦氏によると、試合でミスが頻発するのには「3つの原因」があるとのこと。
まず、試合で役に立たない練習をしていることです。例えば、2人の選手が向かい合ってパスを出す練習をよく見かけますが、試合中にそんな状況はほとんどありません。
次に、選手の判断力を奪っていること。多くの指導者が「判断力」の大切さを理解していながら、実は練習中にあーしろこーしろと細かく指示を出していますが、これでは、ただ言われたことをやるだけの選手が育ってしまいます。
そして最後に、個人技を磨く根拠を伝えていないこと。個人技を磨くことは大切ですが、チーム連携が重要なサッカーにおいて、それはチームが勝利するために必要な技術であって、 ゲームではその個人技をどこで使うかがもっとも重要なのです。
これら3つの原因を解決するために、川島監督は「オープンスキル」が必要だと言います。
オープンスキルとは、敵味方、両方の選手やボールの位置が常に変化するサッカーにおいて、その予測ができない状況で発揮される能力のことをいいます。
逆に、コーンやマーカーを使い、対戦や変化の無い環境で身に付くものを 「クローズドスキル」といいます。
つまり、試合に勝ちたい、練習の成果を発揮させたいと思うなら、 クローズドスキルの練習だけでは、十分とは言えないのです。
では、具体的にどんな練習を取り入れればいいのか? 25年に渡り、JSC CHIBAにて約1,500人のサッカー少年を指導してきた川島和彦氏が、限られた練習時間で、判断力や、チームワークをぐんぐん向上させる、「120%の成果を発揮する練習法」を公開します。
DVD3枚組(総収録時間176分)
とっさの判断ができる選手を育てる「4種目」のトレーニング
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JSC CHIBA 代表、アンダー12監督、JFA公認 C級コーチ
川島和彦(かわしま かずひこ)
独自のドリブル指導法は全国のクラブチームの研究対象となっており、これまでに週刊サッカーマガジン、ジュニアサッカーマガジンをはじめとする数多くのサッカー誌に、そのドリブル指導ノウハウが特集され、高く評価される。地元、千葉県だけでなく、青森・岩手・茨城、富山県、滋賀県、新潟県などでも指導を行い、 活躍のフィールドを全国に広げている。