練習ではうまくプレイできるけど、試合になるとどう動いていいのか、どこに打てばいいのかわからなくなる…
その原因はほとんどの場合、ダブルスに隠された本質を見抜けず、見かけのテクニックや動きだけをマネしてしまっていることです。
何をしていいのかわからなくなる人に足りないものは「勝つための作戦」が整理されているかどうか、つまり、勝敗を決めるポイントは、「戦い方であり、戦術」なのです。
ダブルスにおける基本戦術は「クロスラリー」「サービス&リターン」「前衛の動き」の3つ。
そしてやるべきことは、この3つを中心に、自分とパートナーと相手の状況を把握して、ゲームの中で発生している問題を解決するだけ。
ダブルスには基本的な「役割」があり、その役割と戦術に沿ってプレイをすることが、基本であり王道、セオリーと呼ばれるものなのです。
たとえば、スクールなどでは、前後に動きましょうと教えられることも多いかもしれません。
しかし、大学生1年生からインカレを連覇し、全日本選手権ミックスも優勝経験を持つダブルスのスペシャリスト・加藤季温プロによると、「試合の中ではそれが一番ではない」とはっきり言います。
あくまで状況に合わせて動くことが優先されるので、自分が前後に動くことばかり考えてはいけないのです。
どれだけフォームや打ち方、ショットの練習をがんばったとしても、本来の戦い方を無視し、個人の技術だけでダブルスに勝つことは、プロであっても難しいことです。
戦術を身に付けるのに、 難しい技術やテクニックは、一切必要ありません。
あなたも、戦術を身につけ、今よりもっと楽に勝ちたいと思うなら…?
大学生1年生からインカレを連覇し、全日本選手権ミックスも優勝経験を持つダブルスのスペシャリスト・加藤季温プロが、「これだけでOK!ダブルス120の基本戦術」を公開します。
Disc1 鉄壁のクロスラリー編(収録時間67分)
- ダブルスにおける、4つのオープンスコートとは…?
- ベースラインでのグラウンドストローク「3つのポジション」とは…?
- クロスコートで安定したショットが狙える、コースのバリエーションとは…?
- ニュートラル・ポジションでのクロスラリーの秘訣とは…?
- ショートクロスに打つ時、気を付けるべきポイントとは…?
- ネットへ詰めながら、安定した深いアプローチを打つ秘訣とは…?
- トップスピンロブで深いボールを打たれた場合、どう対処すればいいのか…?
- 「ダブルスはセンター」ってわかってはいるけど、いつ、どこに打つの?
- どのようにショットの種類を選択するのがベストなのか…?
- 「一歩がかなり速くなる!」ポーチ専用のスプリットステップとは…?
- いつロブをあげるの? いつストレートに打つの?
- さすがプロ!「加藤プロのクロスラリーのデモンストレーション」
Disc2 攻撃のポーチ編(収録時間76分)
- 「怖くて出られない」を克服する、ポーチの秘訣とは…?
- ポーチに出やすい、2つのポイントとは…?
- ポーチに出たあと、どのコースに打てばいいのか…? アングル? センター?
- 相手後衛がプレッシャーで、ミスをしてしまうような、攻撃的なポジションとは…?
- センターを確実にケアできる、ポーチの足の動きとは…?
- あなたのポーチが読まれる、2つの原因とは…?
- 万が一、逆を突かれて、ストレートに打たれた場合は、こう対処する!
- ポーチ側がバックボレーの場合はまずこのコースに打ってください!
- 相手にポーチ出られた場合の対処方法とは…?
- 上級者のようにアングルボレーが「バシッ」と決まります。
- さすがプロ!「加藤プロのポーチのデモンストレーション」
Disc3 強気のサービスレシーブ(収録時間64分)
- 速いサービスに対してのレシーブをどう対処するのか…?
- 遅いサービスに対してのレシーブのコツとは…?
- どうしても、レシーブが返らない時に打つべく、コースとは?
- リターンとボレーを同時に上達させる、一石二鳥の練習方法とは…?
- 上級者のようにセカンドサービスを確実に打ち込むためのフットワークとは…?
- レシーブがフォアでとれる確率がアップします。
- サービスに悩みませんか? サービスのコースで気をつけるあることとは…?
- 必ず身に付けたい!安定したトスアップ「2つの秘訣」とは…?
- さすがプロ!「加藤プロのサービスのデモンストレーション」
加藤季温(かとうとしはる)
9歳でテニスをはじめ、近畿大学を卒業後の2004年にプロの道へ。 数々の国内大会で好成績を収め、2007年の全日本テニス選手権大会では、波形純理選手とのペアでミックスダブルス優勝。テニスの普及を目指す株式会社KIONの代表を務めスクール、イベント、YouTubeなどでの活躍している。プロの選手時代から一般愛好家との交流を好み、現役トッププロ時代に200名を超すサークルを作るなどコミュニケーションを大事にするプロでもある。
推薦の声
日本ランク1位/世界ランク149位 添田豪
加藤さんは私の長年の友人であり、良きライバルでした。加藤さんのテニスは決して大きくない体格を最大限に使うことができるパワーとスピードのテニスであり、日本人が世界と戦うためにもヒントとなるテニスです。また、楽しみながらもテニスの強化を行える彼のコーチングは、幅広い世代に受け入れられるでしょう。このDVDを観て、楽しくテニスの上達をして欲しいと思います。私も世界を目指して頑張ります。
日本ランク2位/世界ランク103位 伊藤竜馬
2008年の全日本選手権での準決勝で対戦したときがとても印象に残っています。加藤さんはプロの中でも体格は大きくありませんが、動きの速さと緻密な戦略、そして気持ちの強さを全面に出し真っ向勝負で打ち合ったことを覚えています。今回、加藤さんがダブルスの展開DVDを出すと聞いて、その豊富なゲームプランや展開術などは、とても興味があります。新しい知識を得ることで、次のステージに挑戦できる楽しみが増えます。僕も世界のトップを目指して頑張りますので、みなさんもテニスがさらにスキルアップするように加藤さんのDVDをみてがんばってください。
日本ランク2位/世界ランク41位 森上亜希子
季温とはジュニア時代からずっと一緒に練習してきた仲間。試合でどんな状況に陥っても絶対に諦めない姿勢。そして究極のポウラス思考。コーチとして一番大切で必要な「情熱」をDVDを通してきっと感じてもらえると思います。楽しみにしてください!