大事な場面で盗塁に失敗する(野球)、すぐにディフェンスに追いつかれる(サッカー、バスケ)、ディフェンスを抜ききれない(サッカー、バスケ)、空いたスペースに出されたボールに追いつけない、(サッカー、バスケ、バレー、テニス)…
これらは、技術力の低さというよりも、「足が遅いこと」が原因で起こるミスです。
選手に、もっとスピードがあれば、全く違う展開で、試合も有利に進められていたでしょう。
なぜなら、野球の打率、サッカーやバスケのシュートの成功率とは違い、走力というのは、「不調がほとんどなく安定して発揮できる能力」だからです。
ただ、どれだけ練習で走り込みをおこなったところで、スピードが上がったと実感できることは、ほとんどありません。
しかし、人並み外れたスピードを発揮するには、才能やセンスも必要かもしれませんが、実は、50mを6秒台で走ることは、誰にでもできと、日本のファンクショナルトレーニングの第一人者・井上大輔氏は言います。
さらに、速く走れないのは「スピードを減速させる体の使い方をしているから」とも…
例えば、スタートの一歩目を大きく踏み出してしまうこと。
一歩目を大きく踏み出すと、重心よりも前で足を着くことになり、反対の地面反発をもらい、身体にブレーキをかけることになるのです。
また、地面を蹴って走ることも減速の原因。他にも、身体が上下左右にブレてしまうなど、減速の原因はありますが…
どうすれば、速く走れるようになるのか?
答えは、トップアスリートがこぞって導入している「ファンクショナルトレーニング」にありました。
ファンクショナル・トレーニングとは、スポーツパフォーマンスの向上に欠かせない「コア&バランス」「ストレングス」「ムーブメント」を総合的に鍛えられる唯一のトレーニング。
あなたも、ほとんどのスポーツで重視される「10~50m」の短距離を、もっと速く走れるようになりたいなら?
日本のファンクショナルトレーニングの第一人者・井上大輔が、減速の原因を明らかにし、走り込みをせず、部員全員を50m6秒台にする走力向上の秘訣を公開します。
Disc1 理論&評価(収録時間53分)
- トレーニングの前に知っておくべき「3種類のスピード」
- スピードを決定する要素とは?
- ストライド長(歩幅)は、どうすれば伸ばせるのか?
- ストライド頻度(ピッチ)は、どうすれば上げられるのか?
- スピードアップのメカニズム
- 速く走るための「3種類のスタートの方法」
- 一番速く走れる前傾姿勢の角度とは?
- なぜ、つま先が立った状態で走ってはいけないのか?
- どうすれば、減速せずに走りきることができるのか?
- スピードに乗るためのギアチェンジの方法
- トップスピードの歩幅を確保する「8つのポイント」
- なぜ、トレーニングの前の「評価」が重要なのか?
- 走るときの姿勢の「良い例」と「悪い例」
- 加速に必要な筋肉が正しく使えているかを確かめる方法
- どれだけ爆発的なスタートが切れているかを確かめる方法
Disc2 スタートダッシュ編(収録時間39分)
- より速いスタートダッシュを実現する「11種目のトレーニング」
- 無駄な力を抜いて、リラックスしてスタートするには?
- スタートダッシュに必要な「2大要素」とは?
- スタートダッシュと体幹には、どのような関係があるのか?
- スタートダッシュに必要な股関節の動きをマスターするエクササイズ
- 速いスタートに必要な脚力をアップさせるエクササイズ
- スタンディングスタートのスピードを上げるエクササイズ
- クラウチングスタートのスピードを上げるエクササイズ
- スポーツの動作に近い、アスレチックスタートのポイントと注意点
- どんな状態からでも、速いスタートが切れるようになる練習ドリル
- ブレーキがかかり、加速できない身体の使い方とは?
- 無意識に良いスタートが切れるようになる方法
- 爆発的なスタートダッシュが切れるようになるエクササイズ
- どうすれば、短期間で効率良く脚の基礎筋力を鍛えられるか?
Disc3 加速力編(収録時間40分)
- 加速力をアップさせる「11種類のトレーニング」
- トレーニングの前に知っておくべき「加速のメカニズム」
- 加速するための前傾姿勢のポイント
- 加速力をアップさせる「足の押し込み方」とは?
- なぜ、股関節を引き上げる力が、加速力を上げるのか?
- 加速時にケガをしやすい人に見られる共通点
- 地面を蹴るときに必要な筋力をアップさせるエクササイズ
- 体幹を固定し、ブレずに加速するテクニック
- 地面からの反発力をスピードに変換するエクササイズ
- なぜ、音を聞くだけで、正しく走れているか判断できるのか?
- 自然に正しい加速のテクニックが身につく練習ドリル
- 意識しなくても、一番加速できる前傾姿勢が作れるようになる方法
- 前傾姿勢を作るために必要な強い体幹を作るエクササイズ
Disc4 トップスピード編(収録時間48分)
- トップスピードの状態を維持するための「12種類のトレーニング」
- トップスピードを維持するために必要な「2大要素」とは?
- 加速時とトップスピード時では、走り方はどう変わるのか?
- 体幹を固定したまま、股関節を柔らかく動かすためのエクササイズ
- トップスピードに乗ったときの正しい地面の蹴り方
- トップスピード時の身体のブレを防ぐ方法
- 左右の足の入れ替えを速くするエクササイズ
- 正しく大きく腕を振れるようになるエクササイズ
- 理想的なストライドで走れるようになる方法
- 正しく地面と足が接地しているかをチェックする方法
- トップスピードを維持するために必要な筋力をまとめて鍛える方法
- 左右にエネルギーが逃げないように防ぐ方法
- 大きく腕を振っても、安定した体幹を手に入れるには?
特典映像 トレーニング効果を上げるウォーミングアップ
NPO法人 日本ファンクショナルトレーニング協会 理事長
井上大輔(いのうえ だいすけ)
最先端のトレーニングである、ファンクショナルトレーニングをアメリカのアリゾナ州で学ぶ。帰国後は、トレーニングの原理原則に基づいた、誰でも正しく効果のだせるファンクショナルトレーニングを世に広めるため、NPO法人日本ファンクショナルトレーニング協会を立ち上げ、理事長に就任する。現在では、アスリートのサポートだけでなく、トレーナーの育成、多数のセミナー、講演など、活躍の幅を広げている。