セカンダリーブレイク
4,980円
強いチームが取り入れている戦術なのだから、ウチのチームもおなじ戦術を導入すれば、きっと強くなるはず。
多くの指導者が、こんな勘違いをされています。でも、考えてみてください。
強者の戦術をマネしたところで、上位チームと下位チームには、圧倒的ともいえる「選手の能力差」があります。
強者の戦術をマネし、おなじように戦おうとしている限り、どれだけ練習しても、決して強者をやっつけることはできないのです。
だからこそ、あなたが、真剣に強者に勝ちたいと思うなら、強者のマネをするのではなく、発想を変えて戦わなければなりません。
その答えが「ディレイゲーム」。
背の高い選手が少ない日本では、スピードを活かした「ファストブレイク」が主流ですが、実は、オフェンス側が有利なフォーメーションを展開しながら時間をかけて緩やかに攻める戦術「ディレイゲーム」を使うことで、相手チームのペースを乱し、勝てる可能性をグンと高めることができるのです。
事実、ハワイ大学へコーチ留学をしたときに「ディレイオフェンス」に出会ったという天理大学バスケットボール部の仁杉茂監督は、ズバ抜けて能力の高い選手もおらず、環境も恵まれていない平凡なチームを、関西の新人戦をはじめとする各種対抗戦で、次々と優勝を飾るほどに成長させました。
仁杉監督によると、弱者必勝戦略には3つのポイントがあるとのことですが…
「走り勝つ」という発想を変え、ゆっくりとしたテンポで攻める。
「攻撃回数を増やす」という発想を変え、相手の攻撃回数を減らす。
「個人の能力で勝つ」という発想を変え、5人で力をあわせて勝つ。
これらが、ディレイゲームで可能になるのです。 速攻が主流のバスケットにおいて、これほど面白いオフェンス戦略はありません。
ひょっとしたら「指導が難しいのではないか…?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
なぜなら、ランダムな動きをするのではなく、「パターン化されたシンプルな動き」を覚えるだけだから。
基本のパターンさえ覚えてしまえば、一流の指導者のように、ゲームを支配できるとしたら、想像するだけでワクワクしてきませんか?
では、具体的にどうやって教えればよいのか? 平凡だった天理大学バスケット部を全国屈指の強豪校に変貌させた仁杉茂が、弱者必勝のオフェンス戦術「二杉流ディレイオフェンス」を公開します。
DVD3枚組(総収録時間154分)
特典 二杉流ディレイオフェンス復習ノート(PDFダウンロード)