なぜ、ゲームになると練習どおりのプレーができないのか?
あと一歩の羽根に届かない、強い羽根、速い羽根が打てない、フォームが崩れてしまう…これらの原因が、ラケットワークだけではどうにもならないことを知っていますか?
実は、良いショットを打つには、打つ技術である「ラケットワーク」はもちろん、 移動する技術である「フットワーク」のテクニックが求められます。
多くの指導現場では、「打つ練習」が中心になりがちで「フットワーク」を指導する機会が少ない、または教え方がわからないという現状があります。
これでは、どれだけ一生懸命にラケットの練習をしても、それを最大限に活かすことができません。
元近畿大学バドミントン部トレーナーの有田浩史氏によると、あっという間に羽根の下に入れるようになるフットワーク指導には、3つの秘訣があると言います。
体重移動、体の使い方…この2つが「打つときには体を捻っておいて、打ったらその勢いでセンターに戻る」強く速い羽根を打つフットワークを覚えるポイントです。
そしてもう1つ、もっとも大事なのが「リアクションステップ」。
相手のラケットが羽根を捉える瞬間に、軽くジャンプし、 足が地面に着いた反動を使って、スムースに動きだすテクニックです。
では、どのようにこの3つの秘訣を指導すればよいのか? フットワーク指導の基礎知識、選手のレベルにあわせて練習メニューを組み立てる方法、「よい例」だけでなく「わるい例」など、とことんまでわかりやすく解説した、最新の「フットワーク指導法」を公開します。
Disc1 フットワーク指導の基本(収録時間47分)
- フットワーク習得スピードをアップさせる「3つのポイント」とは…?
- 一歩目の反応スピードを激変させる、リアクションステップとは…?
- 一瞬でシャトルの下に潜りこむ、サイドへのフットワークを身につけるには…?
- 斜め後ろへのフットワークを指導するときの注意点とは…?
- スムースにセンターへ戻れるようになる「2つのポイント」とは…?
- 「手投げ」練習の効果をかんたんに倍増させる方法
- 羽根を意識しながら、フットワークを練習する秘訣とは…?
- 6個の羽根を使った、ユニークなフットワーク練習法を公開!
- センターに戻るのが遅い選手を、一瞬でスピードアップさせる方法
- コート全面、俊敏に反応できるようになる練習法とは…?
Disc2 基本的なフットワーク練習メニューの組み立て方1~ サイドハンドストローク ~(収録時間30分)
- 【フットワーク基本練習1】サイドハンド(1対2で練習)
- 【フットワーク基本練習2】サイドハンド(1対1で練習)
- 【フットワーク基本練習3】サイドハンド(手投げ形式で練習)
- 【フットワーク基本練習4】サイドハンド(ノック形式で練習)
- 短期間でレベルアップするための、練習メニューの組み立て方とは…?
- 選手たちのやる気を引き出し、劇的なスピードで上達させる方法
- 手投げ形式のサイドハンドで気をつけるべきポイントとは…?
- ノック形式のサイドハンドで気をつけるべきポイントとは…?
- ノッカーがランダムに羽根をだすときに、注意すべきポイントとは…?
- 切れ味の鋭いクロスを飛ばす、フットワークのコツとは…?
Disc3 基本的なフットワーク練習メニューの組み立て方2~ オーバーヘッドストローク ~(収録時間67分)
- 【フットワーク実践練習1】カット(ノック形式で練習)
- 【フットワーク実践練習2】ハイクリア(ノック形式で練習)
- 【フットワーク実践練習3】スマッシュ(ノック形式で練習)
- 【フットワーク実践練習4】カット(1対2で練習)
- 【フットワーク実践練習5】ハイクリア(1対2で練習)
- 【フットワーク実践練習6】スマッシュ(1対2で練習)
- 【フットワーク実践練習7】ネット(手投げ形式で練習)
- 【フットワーク実践練習8】ロビング(手投げ形式で練習)
- 【フットワーク実践練習9】前取り(手投げ形式で練習)
- 【フットワーク実践練習10】ネット(1対2で練)
- 3種類のオーバーヘッドストロークは、どの順番で教えるのがベストなのか…?
- 一瞬でハイクリアが奥まで飛ぶようになる、フットワークのコツとは…?
- 「カット、クリア、スマッシュ」、3種類のショットの打点の違いとは…?
- 1対2の練習で注意すべき「2つのポイント」とは…?
- ネット前に落とされた羽根に、 一瞬で反応できるフットワークを覚えるには…?
- 力を入れなくても、楽にロビングが飛ばせるようになる方法
元近畿大学バドミントン部トレーナー/鍼灸師
有田浩史(ありたひろし)
【主な戦績】大阪府中学校選手権大会ダブルス優勝/近畿中学校選手権大会ダブルス優勝/全国中学校選手権大会ダブルス優勝/全日本ジュニア選手権大会ダブルスベスト8/大阪高等学校選手権大会ダブルス優勝/近畿高等学校選手権大会ダブルス優勝/全国高等学校選手権大会(インターハイ)ベスト8/全日本ジュニア選手権大会ダブルス優勝/世界ジュニア選手権大会出場/ドイツオープンシングルスベスト8/オランダオープンダブルス3位/関西学生選手権大会シングルス3位/西日本インカレシングルスベスト8/全国教育系大学選手権大会シングルス・ダブルス3年連続優勝/全日本学生選手権大会シングルスベスト16/全日本大学院生大会シングルス2年連続優勝/大阪社会人大会ダブルス・シングルス優勝1回、準優勝1回/近畿社会人大会ダブルス優勝1回、ダブルス準優勝1回/大阪社会人1部リーグ優勝/全日本シニア40歳代の部男子ダブルス優勝
DVD視聴者・実践者の声
バドミントン歴27年 男性(40代)
動き出すきっかけを速くする、リアクションステップを正確に行なうという意識を持って常に練習するというのが大切だなと思いました。
バドミントン歴15年 男性(30代)
私は、初心者ではないですが、技術面は初心者のようなもので、改めて勉強になりました。ある程度基礎をやっておけば、しっかり動くことができるんだなと感じました。