ダブルスで、上手くいかない原因をご存じですか?
元・日本代表選手でupty卓球ステーション代表の坂本竜介氏によると、それは「ペアがお互いにシングルスの延長線でプレーしていること」とのこと。
ダブルスで大事なことは、パートナーの長所を知ったうえで、 「一番打ちやすいボールが返るようにすること」。
今までは、「1+1=2」でしかなかったものが、相乗効果で3にも、4にもなり、 シングルスでは、とても勝てないような格上が相手の試合でも勝てるようになるのです。
事実、2003年パリ開催の第47回世界選手権では、シングルスランク180位の坂本コーチと300位の高校一年生とのペアで、並みいる強豪を押しのけ、なんとベスト16という好成績を収めました。
では、どうすれば、ダブルスで、「相乗効果」を生み出せるのか?
坂本コーチは、そのカギとなるのが「戦術」であると言います。
なぜなら、有効な戦術を知っていれば、 相手をこちらの思いどおりに動かすことができるから。
パートナーのところへ打ちやすいボールを返球させられるので、 得意なプレーで、いっきに決めることができます。
つまり、ダブルスの試合で、格上の相手に勝てるかどうかは、 「どれだけ有効な戦術を知っているか」 で決まると言っても、決して大げさではないのです。
もしあなたも、いろいろな戦術を知りたいと思うなら?
バッククロスでのシュートドライブなどのドイツ仕込みのプレーで全国の選手たちへ大きな影響を与えてきた元日本代表選手・坂本竜介が、試合当日に、初めて組むペアでも使える、格上相手の試合でも勝てる「ダブルス必勝戦術」を公開します。
Disc1 サービスからのダブルス戦術(収録時間54分)
- ペアの良いところを引き出し、相乗効果を生み出す方法
- ペアで話し合うべき、大切なポイントとは?
- ダブルスの基本的な動き方(右右ペア)
- ダブルスの基本的な動き方(右左ペア)
- バックハンドの場合、動き方はどう変わるのか?
- ナックルサービスからのダブルス戦術、良い例と悪い例
- パートナーの動きを最小限に抑えるには?
- フォアサイドの厳しいコースに返球された場合の対処法
- 不利な状況を切り抜けるための戦術
- ミドルにフリックされた場合のダブルス戦術
- バック側にフリックされた場合のダブルス戦術
- 5球目攻撃で、確実に決めるためのテクニック
- 下回転サービスからのダブルス戦術、良い例と悪い例
- 相手にツッツキで返球された場合の対処法
- 相手のカウンター攻撃を防ぐために知っておくべきこと
Disc2 レシーブからのダブルス戦術(収録時間61分)
- レシーブ戦術における一番大事なポイントとは?
- 相手の3球目攻撃を防ぐために知っておくべきこと
- レシーブしたあとの基本的な動き(右右ペア)
- レシーブしたあとの基本的な動き(右左ペア)
- 例外となる動きと、そのポイント
- ナックルサービスを出された場合のダブルス戦術
- なぜ、ナックルサービスを打たれると、先手が取れるのか?
- 高確率で得点を奪われてしまう、絶対にやってはいけない例
- 相手ペアを重ねて、ポイントを決めるダブルス戦術
- 下回転サービスを出された場合のダブルス戦術
- 相手の甘いドライブを誘って、決めるツッツキのテクニック
- 右右ペアと、右左ペアの動きの違い
- 相手に簡単に決められてしまう、「3つのボール」とは?
- ストップからのダブルス戦術
- なぜ、レシーブからの展開では、ストップが重要な技術になるのか?
特典 坂本コーチのインタビュー映像
- ダブルスで勝てないペアがやりがちな、「間違ったこと」とは?
- どうすれば、シングルスで勝てない相手に、ダブルスで勝てるようになるのか?
- 格上の相手に勝利するために必要なこととは?
- 試合当日、はじめてペアを組むパートナーと確認すべきことは?
- 「サイン」は、どのように決めればいいのか?
- 「つなぎ役」と「決め役」は、どうやって決定すればいいのか?
- パートナーの利き手によって、攻め方は変わるのか?
- 坂本コーチが、現役時代に意識していたことは?
元・日本代表選手 / upty卓球ステーション 代表
坂本 竜介(さかもと りゅうすけ)
卓球の名門、青森山田高校出身。2002年に岸川聖也とともにドイツのデュッセルドルフへ渡り、ブンデスリーガで活躍。1部リーグでプレーするなどの実績を残す。バッククロスでのシュートドライブなどのドイツ仕込みのプレーは、全国の選手たちへ大きな影響を与える。青森大を卒業後は、協和発酵キリンに入社。全日本選手権ではランク入り(ベスト16)すること6回を数え、2005年度にはベスト4の成績を残す。平成24年度の全日本選手権を最後に、20年間の選手生活を終える。また、平成25年には「upty卓球ステーション」を東京にオープン。多くのアマチュア選手の指導にあたっている。現在は、松平健太選手の専属コーチとしても活躍している。