ご覧いただけましたか?
信じられないかもしれませんが、彼らは全員「テニス初級者」です。
なかには、まったくのテニス未経験者もいました。
しかし、レッスン開始から、わずか数時間。
グリップの握り方もわからなかった彼らが、
全員揃って、ワイパースイングが打てるようになったのです。
なぜ、短時間でこのような驚くべき成長を遂げたのか?
いまから、その秘訣を公開させていただきます…
どうすれば、テニス初級者が、ワイパースイングを打てるようになるのか?
改めまして、こんにちは。
皆さまにご好評いただき、新井流フルスイングテニス塾も、
今回で第5弾になります。
毎回、DVDをご覧になられた方からの感想や、温かいご意見など、
たくさんのありがたい声をいただいています。
寄せられた声の中でも、特に目を引いたのが、
「テニス初級者には、ワイパースイングは無理ですか?」
「もっと、わかりやすくワイパースイングを教えて欲しいのですが…」
というものでした。
確かにまわりを見渡しても、
テニス初級者が、ワイパースイングを学べる教材は見当たりません…。
私たちも、これまで数枚のDVDをリリースしましたが、
いずれも対象は、テニス中級者~上級者向けの内容でした。
そこで今回、はじめてテニス初級者の方を対象に、
ワイパースイングが打てるようになる方法をお伝えさせていただきます。
もちろん、年齢や性別、体力や筋力に自信のない方でも問題ありません。
初めてラケットを持つ初心者でも、最初からプロのように
ワイパースイングでボールを打つことができる、ということを知ってもらいたかったのです。
あなたは、ワイパースイングと聞いてこんな風に感じたことはありませんか?
- そんなの上級者の技術だし、私には無理・・・
- 手首が強い、若い子だから出来る技術でしょ・・・
- プロじゃあるまいし、私は普通のスイングでいいわ・・
きっと、こんな風に思われて、「プロはプロ、私は私」と一線を引いてしまう
ことはないでしょうか?
しかし、よく考えてみてください。
上級者であれ、初心者であれ、年齢がどうであれ、テニスをしている人は誰でも
「思い切りフルスイングして、ボールを打ちたい」のではありませんか?
中にはワイパースイングを挑戦した方もいると思います。
しかし途中で出来ずにやめてしまった。
挫折しまったことはありませんか?
なぜならば・・
- 回転はかかるけど、ボールが飛ばない・・
- 回転がかからない。何度やってもフラットのようになってしまう・・
- 余計にミスが増えた・・ ボールコントロールができない・・
- 周囲から「前のほうがいい」「無理だ」と言われた・・
このような理由ではないでしょうか?
もしあなたがこのような理由で「ワイパースイングを挑戦したけど止めてしまった」
のであれば、今回の教材はその悩みを解消してくれるでしょう。
なぜならば、前回作よりも、さらに簡単に、噛み砕いてご説明するからです。
教えていただくのは、おなじみの 新井湯太加(あらいゆたか)コーチです。
新井コーチは、先日惜しまれつつ引退した世界的テニスプレーヤーである、
杉山愛選手公認コーチの1人として名を連ねている方です。
新井 湯太加(あらい ゆたか)氏プロフィール
昭和56年2月
アメリカテニス留学。フレッド・アール(カナダナショナルコーチ)、ジェームズ・E・レアー(スポーツ心理学の第一人者)、デニス・バン・ダ・ミーア(テニスコーチの草分け)に学ぶ。帰国後以後、平成元年4月まで一般テニススクールの傍ら、ジュニア育成にも携わる。
平成元年
株式会社ワコールとコーチ契約。自らスカウトした選手とテニス日本リーグと海外遠征を中心にテニス活動をする。日本ランキングトップ10以内の選手2名、20位以内3名、30位以内3名、50位以内3名を指導。テニス日本リーグの戦績、15回の参加で優勝6回、準優勝4回、3位5回、4位以下の成績はなし。
平成16年3月
株式会社ワコールと契約終了
平成16年7月
パーム・インターナショナル・テニス・アカデミー支配人として現在までアカデミー運営に携わる。(杉山愛選手他所属)
平成19年
日本テニス協会国際委員会委員
平成19年4月
バンコクにあるMTTバンコクに所属
一般プレイヤーの育成及び、ジュニア育成に携わる
平成23年4月千葉県の鷹の台テニスクラブにて選手育成、一般愛好の指導にあたる
その他
杉山愛が15歳~17歳までのプライベートコーチとして、グランドスラム大会の一般とジュニアを経験。
15歳の時、日本人初の世界ジュニアランキング (ITF)1位に(5月)17歳のプロ転向の際は、記者会見はコーチとして参加。
16歳で全日本室内一般の部で優勝・以後数年はパートタイムコーチとしてツアーに同行。杉山愛のコーチとしての最後は1996年(21歳)ウインブルドン選手権、成績はベスト16。
・フルタイムのツアーコーチとして15年以上は日本人最長。・海外遠征は100回以上
「テニス初級者が、ワイパースイング…?」「そんなの、できるわけないだろう!」
あなたは、「ワイパースイング」と聞いて、何をイメージしますか?
ナダル選手や、錦織選手のようなプロのスイングでしょうか。
それとも、テニス上級者だけが使える、特別なテクニックでしょうか。
もしかすると、テニス初級者には、すこし敷居の高いイメージがあるかもしれません。
確かに、ワイパースイングを駆使している選手の多くは、トッププロや上級者です。
専門書やネットを見ても、初級者向けの情報はほとんど見当たりません。
でも、だからと言って、テニス初級者にはマスターできない技術ではありません。
少しのコツと、練習方法さえ覚えてしまえば、誰でもかんたんにマスターでき、
フルスイングで気もちよく相手コートに叩きこめるようになるのです。
ほとんどのテニス初級者の方は、プロのように打ってみたいと思いながらも、
「ワイパースイングは、じぶんにはまだ早すぎる…」と思い込んでしまっています。
まずは、この思い込みを捨て去ってください。
そして、1から順を追って、正しい方法で練習をすれば、
誰でも短期間でワイパースイングが打てるようになることをお約束します。
では、いまから、テニス初級者がワイパースイングを打てるようになる方法をお伝えさせていただきたいのですが、その前に、一つだけ質問があります。
あなたは、こんな経験がありませんか?
- アウトが怖くて、フルスイングできない
- 回転をかけると、ボールがコントロールできない
- 回転を意識すると、ネットが多くなる
- 方向も回転も、上手くコントロールできない
など、あなたは、こんな経験をしたことがありませんか?
というか、この質問が愚問でしたね。
誰でも当たり前にありますよね。
新井コーチは「回転の量と入る確率は比例する」とおっしゃい「フルスイングをしてもコートにボールを収めるようにするためには、回転をコントロールする以外にない。」
とおっしゃっています。
またミスをするメカニズムについてもこのようにおっしゃっています。
プロ・アマ問わず、コントロールミスは
「回転のコントロールミス」によって起きる
場合がほとんどである、と語っています。
だからこそここで、「回転をかけやすい」ワイパースイングの出番なのです。
回転のコントロールができれば、自然にボールのコントロールもできるようになり、
アウトを恐れず、思いっきりフルスイングで相手コートに叩きこめるようになるのです。
もし、ワイパースイングの練習をしたことがある方なら、
「回転がかけられないから悩んでるんじゃないか!」
と思われるかもしれませんね。
でも、ご安心ください。
実は、かんたんにボールの回転をコントロールできる方法があるんです。
今回ワイパースイングを習った初心者も、最初にあれほど
ホームランをしたりしていたモデルも、いくつかのアドバイスだけで
回転を簡単にかけられるようになっていました。
その証拠はこちらです。
かんたんにボールの回転をコントロールできるようになる方法とは…?
「ワイパースイングは、むずかしい…」
「チャレンジしてみたが、途中であきらめてしまった…」
このように、ワイパースイングの敷居を高くしてしまっている理由の一つに、
うまく手首が使えず、簡単にワイパースイングに必要な回転がかからないことが
問題だと思っています、
例えば、リストを使って回転をかけようと思っても、フラット気味に打ってしまったり、逆に、スピンを意識しすぎるあまり、ネットになることも多いのではないでしょうか。
思いどおりにコントロールできなければ、試合ではなかなか使えませんよね。
しかし、これら回転の悩みは、かんたんに解決することができます。
その秘訣は、
「フィニッシュの位置」にあります。
回転をコントロールする秘訣は、フィニッシュで、ラケットを握っている右手の親指が、左の腰ポケットにくるように意識するだけ。
「回転をかけよう!」と意識する必要はありません。
フィニッシュの位置を左のポケットにあわせるだけで「野球のシュート」のような回転がかかり、
自然にワイパースイングが打てるようになるのです。
“左ポケットを意識するだけで、自然にワイパースイングが打てます!”
きっと多くの方が、目からウロコであると思います。
なぜならば、一昔前は
フォロースルーは「肩の上」「高い位置で」と教えられてきました。
そして「手首は固定」して、体重移動でうちましょうと。
確かにこれは間違いではないのです。
ただ、今は技術も理論も進化して、「手首も使い」「フィニッシュも腰の位置に来るのが自然」となっているのです。
あなたがよく知る「錦織圭」選手もRフェデラー選手も
Rナダル、Nジョコビッチ選手も・・
みんな、肩の位置でフィニッシュを終えるスイングよりも
腰の位置で終わるワイパースイングになっています。
まずこれが、あなたがワイパースイングを練習するべき理由の一つです。
彼らは、一昔前の
「前へ押し出して、体重移動でうって、肩の上でフィニッシュが終える」
という打ち方よりも、リストをうまく使って身体を回転させて、
肘から先を「車のワイパーのようにスイングをする方法」が
最もスピンがかかりやすく、いくら打ってもアウトがしにくいと知っているのです。
プロが「効果のない理論」を取り入れるハズはありません。
一昔前までは「ワイパースイング? ああ、プロが打つアレ?」という風に
雑誌でも紹介されていましたが、今ではどうでしょう。
あなたの周囲のコーチや上級者はみんなこのような打ち方をしていませんか?
そう、もはやワイパースイングは「基本テクニック」と呼べるほどの
オーソドックスな理論となっているのです。」
だからこそ、あなたにはもうわざわざ「回り道」してほしくないのです。
新井コーチは大人の初級者の方でも、
最初からワイパースイングを教えると言います。
誰もが、レベルに関係なく、フルスイングでボールを打ちたいと考えているニーズに
応えるためには、このワイパースイングが最も合理的だとおっしゃいます。
少し話を戻します。
新井コーチは前回このワイパースイングを「6種類のスイング」にわけて解説されました。
フォアハンドに6種類の打ち方があるの? と驚かれた方が多いと思いますが
今回は初級者編ということで、もっと掘り下げて解説しています。
「肩の高さ」のワイパースイング
「腰の高さ」のワイパースイング
「膝の高さ」のワイパースイング
この3つのスイングをまずはマスターしてもらいます。
そのあと、「ベースラインから遠い位置」「ネットから近い位置」での
それぞれの打ち方を学んでもらいます。
ここまでがどれだけ簡単にできるか、撮影の際に、テニス歴2回目(遊びで昔にやったことがある程度)の超ど初心者がレッスン開始後、わずか30分程度でどう変化したのか
一度動画でご覧頂きたいと思います。
あまりに単純すぎて信じられないかもしれませんが、この超ど初心者でもできる
シンプルな方法でワイパースイングが打てるようになるのが、新井コーチの指導なのです。
こんな「誰でも出来るシンプルな指導法」な方法で、気もちよくフルスイングで
打てるようになると思うと、何だかワクワクしてきませんか?
また、今回ご紹介するのは、ワイパースイングの打ち方だけではありません。
ほかにも、よく質問をいただく内容がありますので、それにもお答えしましょう。