日本人選手として初のWTAダブルス世界ランキングで1位を獲得した杉山愛選手。その杉山愛選手の元コーチである新井湯太加コーチにネットプレイについて聞いてみました。
インタビュー
最後は自信なんじゃない? だってあれだけ速い展開になるんだから、普通、怖いよね?(笑)
だからそこで、前にいけるか、いけないか。ネットプレイに対しての自信。
その自信をどうやってつけるかというと、僕はネットプレイをひとくくりにするのではなく、その中でも1つ、武器を作ってみるのもいいと思う。
新井湯太加
内容
新井コーチはその自信をつけるために、まずココだけはしっかりやっておきたい!と考えるショットは
どれだと思いますか?
① フォアの高いチャンスボール
② バックのハイボレー
③ 1stボレー
あなたは、どれだと思いますか…?
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答えは
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もしあなたが、①を選ばれたのであれば正解です!
あなたはポーチにいく機動性も高いし、パートナーからの信頼も厚く、また並行陣の展開も苦手意識は少ないでしょう。思考が実践的なので、今回の新井コーチのDVDが最大限活用してもらえることでしょう。
逆に、不正解だったあなたも、気にすることはありません。多くの方は、なぜ②か③を選ぶでしょう。苦手なショットに目が行く、、、それが普通だと思います。しかしこの①を選ばなかった方の多くは、実は「ネットプレイが得意ではない」とか「並行陣に自信がない」という方が多いのです。
この悩みに対して、新井コーチはこう語ります。
まず最初に、フォアの浮いたボールが叩けないと自信が持てないと語ります。その理由は、ボレーは基本「決定打」となり、ポイントを終わらせることができるショット。
自信が持てない人の多くは、この「決めることができない」ことからの不安感や、決められなかった時のカウンターショットにより自信を失うことが多いようです。つまりネットプレイの中でも、ミスをしないように打っているボレーが存在し、当てるだけのボレーを続けることで、打てない(決められない)ボレーヤーとなってしまうようです。
横を向く、足を踏み出す、振らない、、、 苦手意識を持ち、練習すればするほど型にはまり決められない。
スピードがでないボレーになり、余計に消極的になると言います。
新井コーチが提案するのは、「とにかくスピードの出るボレー」をまずはやってみること。
そこでミスは増えるかもしれないけど、決める楽しさを知るために、まずは自信と不安を入れ替える作業をすることが、有効だと語ります。極端ですが、相手コートに10本中、10本入るけど その10本とも返されてしまうボレーをずっと続けていくのではなく、10本打って、決まるのは3本かもしれない。でも練習を続けていくことで3本が4本、5本と確率が上がっていき、また大振りのボレーも無駄がなくなり、コンパクトになってくる。
「ミスをしないボレー」で、 10球打って10球返されるということは、 逆を返せば、相手がミスしなければ、 いつまでたっても1ポイントも取れないということです。それよりは、たとえ最初は5本しか決まらなくても、 1本も決まらないで返され続けるよりは、 考えようによっては、よほど高確率ではありませんか?
一番良いのは「スピード」があって 「決まる確率」も高いことです。ですから、まずはネットプレイが苦手な人は、今までのように相手コートに入れることを重視するよりも、 スピードを上げて点を取る確率を上げる方が、 結果的に多くポイントを奪い、俄然ネットプレイが楽しくなります。
そのため、新井コーチのボレーは、一般的に言われるアドバイスと逆から始まります。
一旦自由に振らせてくれます。
- ラケットを振ってもいい
- 横を向いてもいいし、向かなくてもいい
- 肘やリストは使えるなら使った方がスピードは出やすい
このようにボレーにスピードや決定力がない方やアドバイスで、がんじがらめになっている方にはお勧めの理論となります。
さて、続いてサービスについてのクイズです。一般的にサーブは何種類ありますか?
① 3種類
② 4種類
③ 2種類
さて、この3つのうちどれだと思いますか・・・?
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答えは
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もしあなたが、②を選ばれたのであればこの先のお話を進めやすいです!
あなたは幾種類ものサービスのバリエーションを持ち、キープ率も高いでしょう。それに良いスピンサービスを持っていると思います。そして今回の新井コーチの考えと親和性が高いので、最大限活用してもらえることでしょう。
逆に、不正解だったあなたも、気にすることはありません。なぜならば実際にはどれも考え方の違いだけで正解です。多くの方は、①を選び、フラット、スライス、スピンと分けて考えるでしょう。しかしその3種類を分けて考える方の多くは、実は「スピンサービスが跳ねない」とか「スライスが曲がらない」という方が多いのです。
新井コーチは「厳密に言うとサーブは1種類」と考える人がプロには多いようです。むしろ、プロは今から「スピンサーブを打とう、やっぱりフラットだ」と3種類を区分けして考える人はほぼいないようです。プロが考えることは、少し弾ませる、やや厚めに当てて崩す、というような「微調整」だけで、一般の人のように「フラットを打つ、スピンサービスを打つ」という考えとは少し違います。
サービスの上達とは、「サーブの打ち方」の問題と「ボールの当て方」の問題の2種類の課題があり、新井コーチはそれぞれの打ち方に大きな違いはなく、多くの人はスピンサービスの打ち方に注目して、上手く当てられずにボールが弾まないという方が多いのですが、打ち方よりも、「当て方」に注目しながら練習を行う方が効率的なようです。
なぜならば「回転量」と「確率%」は比例するので、回転をどうやって操ることができるかが、全てのラケットを扱う球技スポーツの基本となってくるからです。
そこで新井コーチが回転をコントロールするために用いる方法が、2つの時計の文字盤を使うやり方です。
一般的にトスの位置を時計の文字盤の例える例は聞いたことがあるかもしれませんが、新井コーチは打つボール自体も時計の文字盤に置き換えて、2つの文字盤を使って、サーブを練習します。するとどうでしょう。知らない間に、スピンもスライスも打てるようになります!これには参加者さんも驚きでした!
女性でもスピンが打てたり、曲がるだけだったスライサービスが跳ねだしたり、この手法はDVD購入者で集まって行うキャンプなどでも根強い人気のメニューです。
3種類を分けて考えるのではなく、サーブは基本的に回転が多いか少ないかであって、回転系のサービス1種類。打ち方はどれも似たようなもので、ボールに当て方が少し違うという発想で練習に取り組むのが新井コーチの特徴です。
今回のダイジェストDVDに収録した内容を簡単にまとめると、
- スピードと決定力のみ、に特化したボレー
- ありとあらゆる回転のサービスが勝手に打てるようになる方法
この2つです。
今回のDVDは以下の2つの「スピード&決定力がアップするボレー編」と「確率&スピードを自在に操るサービス編」のDVD教材、合計8枚を1枚のダイジェストにまとめたものです。
具体的な内容はこちらになります。
目次
決めると生まれるボレーの自信、
ダブらない、ことで生まれるサービスの自信。
この2つがあれば、ダブルスでは随分と成果は変わりませんか?もしボレーに決定力がなければ、、、サービスをこれからもダブり続ければ、、、と考えると、あなたのダブルスに対する不安はとれませんよね。
もちろんボレーも従来の振らない、横向き、足を出せ、というのを否定しているわけではありません。最終的にはボレーはコンパクトのほうがいいのに決まっていますが、最終系のコンパクトに打つボレーの形にこだわり、最も重要視しなければいけない「決定力やスピード」がでないのであれば、今までと違ったやり方を試してみませんか?ということです。
今までと同じやり方をやり続けるのも一つですが、それだと今までと同じ悩みは付きまといますよね。今まで通りの成果、今まで通りの悩み、今まで通りの先の未来、、、もしあなたがそれをちょっとだけでも変えてみたいと思うのであれば、このダイジェストDVDはお役に立てるでしょう。
ウェアやラケットを変えるのもいいですが、やっぱりボレーがバシバシ決まる快適さが一番です!ストロークでミスを待つテニスよりも、積極的にバシバシネットで決める。そんなダイナミックなテニスに変われば、テニスはもっと楽しくなるでしょうね!
本教材は2セットあわせると4万近くもするものなので、まずはダイジェスト版のお試しとして2,980円のインドアスクール1回分程度の金額に設定し、何度も見ることができながらも返品保証をつけて、送料も無料にして、リスクを私たちが負担します。
今までのボレーやサービスの上達にマンネリ化していれば、ぜひ新井コーチのゴールから逆算された指導法をぜひぜひ試してみてください。
推薦
【杉山芙沙子さんより推薦を頂きました。】
※杉山愛さんのコーチ
新井湯太加コーチのDVDから学んでほしいことは「情熱&エネルギー」です。
数多、技術ものはありますが、それぞれの人に向くのも、向かないものもあると思いますが
新井コーチの理論は深いので、自分で咀嚼して、自分のものにしてこそ本当に自分に身につくと思います。
ぜひ楽しんでください。
【山下且義さんより推薦を頂きました。】
※デビスカップ元トレーナーであり、松岡修造、中田英寿、前園選手らの元トレーナーを務めた
新井コーチの指導法を単刀直入に言うと、他のコーチとは一味違ったアプローチで気が付いた時には、自分がプレイしたいことができてしまっている、そんな魔法にかけられたようなコーチングです。その魔法にはグランドスラムなどの実体験に加えられた知識に裏付けがあります。新しいことに直ちに飛びつかず、昔からの流れを考えながらバランスよくコーチングできるのが新井コーチの魅力でしょう。
90日返金保証
このDVDには、「返金保証」をお付けいたします。
DVDの内容にご満足いただけない場合は
商品到着後90日以内にご連絡ください。
何度ご覧いただいたあとでも理由を問わず、
手数料735円を差し引いた金額をご返金させていただきます。
ですので、90日間、じっくりとDVDをご覧いただき、
あなたの買い物が正しかったかどうかをご判断ください。
これは、教材のクオリティに本当に自信があるからできるお約束です。
プロフィール
新井 湯太加(あらい ゆたか)
【経歴】
昭和56年2月
アメリカテニス留学。フレッド・アール(カナダナショナルコーチ)、ジェームズ・E・レアー(スポーツ心理学の第一人者)、デニス・バン・ダ・ミーア(テニスコーチの草分け)に学ぶ。帰国後以後、平成元年4月まで一般テニススクールの傍ら、ジュニア育成にも携わる。
平成元年
株式会社ワコールとコーチ契約。自らスカウトした選手とテニス日本リーグと海外遠征を中心にテニス活動をする。日本ランキングトップ10以内の選手2名、20位以内3名、30位以内3名、50位以内3名を指導。テニス日本リーグの戦績、15回の参加で優勝6回、準優勝4回、3位5回、4位以下の成績はなし。
平成16年3月
株式会社ワコールと契約終了
平成16年7月
パーム・インターナショナル・テニス・アカデミー支配人として現在までアカデミー運営に携わる。(杉山愛選手他所属)
その他
杉山愛が15歳~17歳までのプライベートコーチとして、グランドスラム大会の一般とジュニアを経験。
15歳の時、日本人初の世界ジュニアランキング (ITF)1位に(5月)17歳のプロ転向の際は、記者会見はコーチとして参加。
16歳で全日本室内一般の部で優勝・以後数年はパートタイムコーチとしてツアーに同行。杉山愛のコーチとしての最後は1996年(21歳)ウインブルドン選手権、成績はベスト16。
・フルタイムのツアーコーチとして15年以上は日本人最長。・海外遠征は100回以上
平成19年
日本テニス協会国際委員会委員
平成19年4月~
一般プレイヤーの育成及び、ジュニア育成に携わる