コロナによりテニスが制限された2020年
2020年。新型コロナウイルスの影響により、テニスの活動が制限される事態となりました。公共コートが使えない、スクールが休講になる、サークルがやりにくくなる…想像だにしなかった事態に私たち愛好家は「テニスロス」に陥りました。楽しみにしていた大会やイベント中止や延期など、今は我慢の状況が続いています。そんな中、テニス愛好家の中に、ある変化が起きています。それは…。
異変が起きている、草トー大会
少しずつ大会などが開催されるようになってきている中で、実はコロナ前とコロナ後で、各大会で「番狂わせ」が起きてきています。「えっあの人が?」という今まで常勝だった人が負けたり、また今まで万年1回戦負けだった人が勝ち上がる。コロナ前とコロナ後で、
各地域で小さな異変が起きてきているのです。
コロナで強くなった人、弱くなった人
新しい生活様式によってリモートワークや家ですごく時間が増えた中、あなたはどのように過ごされていましたか?実は、コロナという機会の中で、
テニスが上手くなった人にはある共通点があります。この秘密を知れば、なぜ、あなたがコロナ明けに身体が鈍っているのか、まだ本調子に戻れていないのか、また「いつも通りの自分に戻っているだけ」なのか。その正体がわかります。それがわかれば、今後もコロナと上手く付き合いながらも、あなたは今までよりもさらに上達できるようになるでしょう。もしかしたらビジネスや家庭でもこの「上手くいく法則」は非常に重要なものだと思います、、、
2020年、テニス界に起こったオンライン化
コロナの影響でテニス界にもある大きな変化が起こり、誰でも大きなチャンスを手にできるようになったのはご存知でしょうか?
あなたの周りにも、その影響が及んでいると思います。
その大きな変化とは「技術指導のオンライン化」です。身近な例でいうと、ネットで注文して届けてくれるデリバリー宅配や、オンライン飲み会などが注目を浴び、今まで対面でしかできないと思われていたことが、次々に「オンライン化」されています。テニススクールも休講をきっかけに指導の仕組みがSNSを使用したりと、様変わりしました。
そんな中で、あるジャンルの市場だけが、このコロナ禍で爆発的に伸びました。
それは
YouTubeです。
遠征に行けないプロやレッスンができないコーチたちがYouTubeを始め、高いレベルの情報が動画配信されることが起き始めています。
そしてテニスコートに行けない欲求を、自宅でテニスを学ぶというオンラインで知識をつけ、技術を向上させるという新しい流れができてきました。
コロナ禍の中、上達した人、乗り遅れた人。その違いは、
時代を反映した「オンライン化の流れ」に乗り遅れた人と上手く流れに乗って情報を集めて、技術を自宅で向上させた人との違いだと言われています。新しいこと=良いもの、というわけではありませんが、時代や環境の変化にうまく応じながらやることもテニスを上達するために必要な能力の一つです。
この「適応能力」はビジネスや家庭、人間関係などに必要になってくる、
うまくいっている人の共通点だといえるでしょう。
動画で学ぶ時代
自宅にいながら、動画で学べる。実際のコートでのようにボールを打つことはできませんが、情報を整理することができます。何を学び、どこにヒントを得て、何に注意をするのか。
これらをコート外で整理することで、オンコート上での時間がより充実した濃厚なものとなります。戦術や戦略などの頭の中で組み立てだけではなく、実際のスイングや身体の動きなども自宅で確認することが可能です。
この「コート外の時間をうまく使って動画で学習した人」と「動画でテニスは上手くならないとオンコートにこだわった人」その違いが明暗を分けたと言っても過言ではありません。
菅首相の発言の中でも「脱ハンコ」があったように今後様々なサービスや業態の中で、オンラインや電子化の流れはどんどん広がっていくでしょう。そこに上手く対応していくことで、今まで限界だと感じていた技術の向上にもまだまだ可能性が見出せることだと思います。
ではどのYouTubeを見るのか?
鈴木貴男プロを始め、トッププロからコーチまで様々なユーチューバーと呼ばれる方が高いレベルの情報を配信しています。一昔前までは、一般人が視聴者と同じ視線で情報配信をするのが面白いYouTubeという流れから、今ではプロや企業が予算を投入し
本気で参入する時代になってきました。
それほど今、動画で情報を得よう、勉強しようという熱心な方が増えているのです。そしてその数多くのYouTubeチャンネルの中で、私たち(株)Real Styleが自信を持ってお届けしたいと思うチャンネルがあります。それは「いなちん先生」こと稲本昌之さんが発する情報です。
稲本昌之(いなもとまさゆき) 通称:いなちん先生
大学在学中から江坂テニスセンターでテニスコーチとして働く。26歳の時にスペイン、バルセロナへテニス留学。2013年より江坂テニスセンター内に、ジュニアテニスアカデミーを立ち上げるプロジェクト開始。2015年、同アカデミーのヘッドコーチになる。現在は江坂TCを退職し、日本と海外を結ぶため、ジュニア海外遠征をスタート。YouTubeやブログで情報発信もしている。
今回のDVDの講師である稲本さんは、名門クラブ江坂テニスセンターのヘッドコーチを退職後、育成に関わった経験から、海外と国内のジュニアを繋ぐ活動をすべくプロジェクトをスタートさせるために活動されています。
その中でYouTubeというメディアと出会い、自分の持っているノウハウを、YouTubeを通じて発信していくという活動を始めました。しかし最初はアクセスも集まらず、選手としての輝かしい実績があるわけでもなく、またYouTubeウケするパフォーマンスもなく、どちらかといえば地味な存在で、誰も見てくれない中で、上達アドバイスを動画にして日々発信する。その繰り返しだったといいます。
しかしいつしかじわじわと状況が変わってきました。周囲は輝かしい経歴や魅力的なタレント性があるチャンネルの中でも、特に笑える場面もなく、目立つパフォーマンスもなく、また見栄えするテクニックを披露するわけでもないのに、上達のコツを真面目にアップすることでファンを拡大し、
今では視聴回数900万回を超えるYouTube界で指折りの影響力を持つようになったのです。
こうしたコーチや選手としての実績も持たない人が、成功を収めるためには、他のやり方を批判して逆説の方法でファンを拡大するという手法がありますが、稲本さんは他人のやり方や、今その人が取り組んでいるやり方を否定はしません。「これはダメ、こうしてください」という表現ではなく、
「もし今のやり方でうまくいかなければ、このやり方もいいかもしれません」というような具合です。
中高年に支持される「ゆるい感じ」
また稲本さんのチャンネルは中高年の視聴者が多いのも特徴です。若い世代はうまく思考を切り替えられ、まだまだゼロから取り組む時間と体力が残っているかもしれませんが、経験年数が長くなると、頭ではわかっていても、今のやり方を否定されたり、またゼロから取り組むことは年々億劫になってきます。ハッキリと答えを言って欲しい、という人にとっては物足りないかもしれませんが、この
「今の自分を否定されないゆるい感じ」がYouTube開始後、たった2年半で900万回も視聴される人気の秘訣なのかもしれません。
稲本さんのレッスン動画のファンは2020年10月現在2万6000人が「いなちん先生」のYouTube動画を楽しみに待っています。その動画の種類は…
フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブなどの基本ショットから始まり、ハーフボレー、ドロップショット、パッシングなどの応用技術から、ダブルスの戦術、立ち位置、陣形、そして初級、中級、上級とレベル別の動画、男性、女性などの性別によるダブルス、プロやジュニアなどの指導まで幅広く人気が集めています。
これらも、またごく一部に過ぎません。特に何かに偏るわけではなく、
オーソドックスに基本に忠実な指導法で、多くの人の上達を導くことに成功してきました。
それでは、このたった2年半で900万回も再生されたレッスン動画に関する内容の一部を見てみましょう。
テニスのいなちん先生
フォアハンド編
5,980円(税込)
総収録時間 3時間16分