前衛が放つスマッシュとボレーは、ポイントを取る上でとても重要なストローク。
なので、何よりも避けなければならない事は、ミスショットです。
「面を作りスィートスポットで当てるように意識する」「ボレーは、足を踏み込んでラケットを押し出す」「スマッシュは、ボールを叩きつけるように腕を振り下ろす」
このような指導が一般的ですが、中学校ソフトテニス全国制覇通算39回を誇る濱中嘉彦監督は真逆の指導を行なっています。
「ボールの回転力をアップさせるストローク技術」と「体の回転運動(体幹を利用したひねり・ひねり戻し)を 効果的に使い、スイングの威力を高める技術」です。
ボールの回転力を上げる事で、体が小さく非力な選手でも、今までにない鋭さを持ったボールを打てるようになり、また、体の回転原理(ひねり・ひねり戻し)により、ラケットのスイングスピードを上げ、 選手の能力を最大限にボールに伝えることができるようになるのです。
これらは、後衛選手が対象であればわかる話ですが、濱中監督は、そんなタイミングなんてあるとは思えない前衛のボレーやスマッシュの指導に関しても 「回転の原理」を取り入れていました。
ソフトテニス未経験者を次々と全国レベルに引き上げた実績の裏には、必ずこの「回転の原理」がもたらした効果があるのです。
では、一体どうやって指導すればよいのか?
中学校ソフトテニス全国制覇通算39回を誇る濱中嘉彦が、経験の浅い指導者でも今すぐできる「回転原理を前衛選手に効果的に教えられる練習メニュー」を公開します。
Disc1 前衛力をアップさせる7つのテクニック(収録時間30分)
- わずか2年半で初心者を全国選手に育てる、前衛力アップ7つのテクニックとは?
- なぜ、濱中流「足抜きスマッシュ」はチームの前衛力を激変させるのか?
- 車のギアチェンジがヒント?前衛選手が取り入れるべき回転力とは?
- 濱中流「フットワーク・スマッシュ」
- 濱中流「ジャンプスマッシュ」で強くなるコツとは?
- なぜ、踏み込むスマッシュを考えてはならないのか?
- 濱中流「踏み込みスマッシュ」で強くなるコツとは?
- 後衛選手までもが鋭いスマッシュを打てるようになってしまう秘密とは?
- 濱中流「超攻撃的なバック・ハイボレーの打ち方」
- 濱中流「超攻撃的なフォア・ハイボレーの打ち方」
Disc2 相手のネットプレーが急成長する7つの法則(収録時間37分)
- 驚異のネットプレーを選手に身に付けさせる7つの法則とは?
- なぜ、濱中流では前衛と後衛を区別しないのか?
- なぜ、濱中流ではノーバウンドとワンバウンドのショットに打法の区別をつけないのか?
- 選手のボレーに最強の回転力を搭載する練習法とは?
- 濱中流「超攻撃的な回転式フォアボレー(ストレート・クロス)の打ち方」
- なぜ、「手を後ろに引く」といった考えが、フォアボレーの致命傷となるのか?
- 濱中流「超攻撃的な回転式バックボレー(ストレート・クロス)の打ち方」
- 濱中流「グラウンドストロークから学ぶフォアローボレーとバックローボレー」とは?
- チーム全体が強くなる、濱中流ノーバウンドストロークについて
Disc3 1日10分!簡単に上達する13の例外ボレー(収録時間29分)
- 13の例外ボレーとは、実は既にあなたが知っている打ち方の事?
- 濱中流「体から遠いバックボレーを打つ方法」
- 濱中流「体から遠いフォアボレーを打つ方法」
- 濱中流「バックからの逆体(ストレート&逆クロス)の打ち方」
- 濱中流「フォアからの逆体(ストレート&クロス)の打ち方」
- 濱中流「例外のボレー アタックボレー(バック)の打ち方」
- 濱中流「例外のボレー アタックボレー(フォア)の打ち方」
- 濱中流「例外のボレー アタックボレーのポジション」とは?
- 濱中流「ボレーボレー」とは?
- 濱中流「裏面ボレーボレー」とは?
元 奈良市立 都跡中学校/元 奈良県宇陀市立 大宇陀中学校/現 奈良県宇陀市立 榛原中学校 奈良USJ監督
濱中嘉彦(はまなか よしひこ)
奈良県に生まれる。王寺中学校、奈良高校、神戸大学とソフトテニスを続ける。 大学卒業後すぐの4月、奈良市立都跡中学校へ講師として赴任。 男子顧問としてスタートし、翌年の9月から、男女とも指導。その翌年、全中に初出場。さらに2年後には初優勝を成し遂げる。この時から下記の「主な戦績」にあるような華々しい戦績を残す。平成11年大宇陀中学校に赴任。平成12年テニスコートがないところからソフトテニス部を発足させる。 平成14年大宇陀中学校は、全国中学校ソフトテニス大会で初出場、準優勝という快挙を成し遂げる。 平成15年大宇陀中学校は、ついに全国王座優勝で日本のトップに躍り出る。濱中嘉彦監督は、全国大会の優勝39回。全国王座、全国ジュニア・JOCなど、その中で全中での優勝8回。 研修大会での優勝は数え切れず、3位など多数。 特に平成8年の全国中学校ソフトテニス大会では、男子団体、男子個人、女子個人の3部門で優勝し、4冠のうちなんと3冠を獲得。全国中学校ソフトテニス大会には、平成2年に初出場し、平成4年からは連続出場。
DVD視聴者・実践者の声
Y・H様
いままで2番手が1番手に勝てなかったが、勝てるようになった。敗因がどれだけ大切か。などいろいろな学びを得ることができました。
W・U様
このDVDを見たあと、私自身の指導のことばが、一方通行で強制的なものから選手が考えてくれるものに変化した気がします。
T・I様
指導のタイミングや指導内容全てにおいて私にとっては目からウロコでした。モチベーションをあげる数々の言葉達。よくこんなわかりやすい言葉で伝えられるなってびっくりでした。 絶対に見て損はないです。