いいスイング、スピード・パワーがあるショット、自分の方が技術はあると思うのに、なぜか勝てない…
その原因はほとんどの場合、戦い方や戦術を知らないことにあります。
つまり、相手の戦い方を見抜き、自分たちの戦術をしっかりと組めば、自分たちが空回りせず相手を崩しながら、格下には負けないプレイが試合でできるわけです。
大学生1年生からインカレを連覇し、全日本選手権ミックスも優勝経験を持つ、ダブルスのスペシャリストの加藤季温プロは「流れはいつ、どういう風に作るのか?」という1セットマッチの戦い方を、「試合前」「序盤」「中盤」「終盤」4つのブロックに分けてわかりやすくまとめました。
例えば、あなたがワイドへのスライスサービスが得意なら、序盤の戦い方としてはそれを使わず、ボディへのサーブを打つことです。
第一ゲームのサーブの目的は、「相手の予測や判断を乱すこと」。
ゲーム序盤で、ボディへのサーブを意識させることで、 ワイド、センターへのサーブが抜群に効果的になるのです。
このような布石をいくつも打っておくことで、ゲーム中盤、終盤に近付くにつれてボディーブローのようにジワジワと相手を追い詰めていくことができます。
加藤プロが明らかにしたこの戦術テクニックは、「どうすれば相手は終盤に追い詰められるのか?」というプレイヤーの行動心理とそれをもとにした勝つための心理テクニックなのです。
あなたも、今よりもっと楽に勝ちたいと思うなら…?
大学生1年生からインカレを連覇し、全日本選手権ミックスも優勝経験を持つ、ダブルスのスペシャリストの加藤季温プロが、勝敗を分ける悪魔的な駆け引き「ダブルスで相手を崩す戦術」を公開します。
Disc1 準備編~試合前のチェック項目~(収録時間55分)
- パートナーとレシーブサイドを決めるときの注意点とは…?
- あなたは、デュースサイド向き?「4つのチェック」でタイプ判断
- こんな人は、絶対にアドサイドがオススメ!
- ポーチサイドを決めるときの注意点とは…?
- レシーブサイド選び、「2つの落とし穴」とは…?
- 有利にゲームを進める、トスの選び方
- すでに知っている対戦相手を分析する方法
- まだ対戦したことのない相手を分析する方法
- もし、自分よりも「格下の選手」と対戦するなら…?
- 相手のクセを見抜く、具体的なチェックポイントとは…?
Disc2 序盤編~ゲーム序盤の戦い方~(収録時間67分)
- 後半にかけて、相手にプレッシャーを感じさせるための「仕込み」とは…?
- 序盤でねらうべき、サービスのコースとは…?
- ゲーム序盤: 終盤に手の内を読まれないための「4つのポイント」とは…?
- ゲーム序盤: 相手のレシーブコースを分析するには…?
- ゲーム序盤: サービスゲームの心理戦に勝つ「3つの考え方」
- ゲーム序盤: レシーバーは、どう戦うべきか…?
- ゲーム序盤: レシーバー側の前衛が、効果的にプレッシャーをかける方法
- ゲーム序盤: レシーブゲームの心理戦に勝つ「4つの考え方」
- 序盤では、なるべく避けた方がいいプレーとは…?
- どうすれば、ゲーム序盤で、いかに早く自分のプレーができるのか…?
Disc3 中盤編~ゲーム中盤の戦い方~(収録時間63分)
- ゲーム中盤: 選手の心理状態は、どう変わったか…?
- ゲーム中盤: サービスゲームの心理戦に勝つ「4つのポイント」
- ゲーム中盤: サービスゲームのポイントの取り方
- ゲーム中盤: サーバー側の前衛における、攻め方と注意点とは…?
- ゲーム形式解説: 中盤の展開の「よい例」と「わるい例」
- ゲーム中盤で使える、2種類のレシーブとは…?
- ゲーム中盤: バックハンドでプレッシャーをかけるときのポイントとは…?
- ゲーム中盤: レシーブゲームの前衛が読むべき、相手の心理とは…?
- ゲーム形式解説: 中盤レシーブゲームの心理戦に勝つ方法
- なぜ、ゲーム中盤では、派手なショットは封印するべきなのか…?
Disc4 終盤編~ゲーム終盤の戦い方~(収録時間69分)
- ゲーム終盤: 選手の心理状態は、どう変わったか…?
- ゲーム終盤には、どんなプレーが求められるのか…?
- ゲーム終盤: サービスゲームの心理駆け引きに勝つ方法
- ゲーム終盤に威力を発揮する、有効な心理戦術とは…?
- ゲーム終盤: サービスゲーム前衛における、「よい例」と「わるい例」
- ゲーム形式解説: 終盤サービスゲームの具体的な展開方法とは…?
- ゲーム終盤: もし、プレーに迷いがでたら…?
- ゲーム終盤: レシーブゲームの心理戦に勝つ方法
- ゲーム終盤: アドサイドのレシーブで、「100%」予測すべきこととは…?
- ゲーム終盤: 心理戦を制する「4つのポイント」とは…?
特典映像
クロスコートのボレーボレー(Disc1収録)
ネットプレーの反応(Disc2収録)
タイブレークの戦い方(特典Disc収録)
加藤季温(かとうとしはる)
9歳でテニスをはじめ、近畿大学を卒業後の2004年にプロの道へ。 数々の国内大会で好成績を収め、2007年の全日本テニス選手権大会では、波形純理選手とのペアでミックスダブルス優勝。テニスの普及を目指す株式会社KIONの代表を務めスクール、イベント、YouTubeなどでの活躍している。プロの選手時代から一般愛好家との交流を好み、現役トッププロ時代に200名を超すサークルを作るなどコミュニケーションを大事にするプロでもある。
推薦の声
日本ランク1位/世界ランク149位 添田豪
加藤さんは私の長年の友人であり、良きライバルでした。加藤さんのテニスは決して大きくない体格を最大限に使うことができるパワーとスピードのテニスであり、日本人が世界と戦うためにもヒントとなるテニスです。また、楽しみながらもテニスの強化を行える彼のコーチングは、幅広い世代に受け入れられるでしょう。このDVDを観て、楽しくテニスの上達をして欲しいと思います。私も世界を目指して頑張ります。
日本ランク2位/世界ランク103位 伊藤竜馬
2008年の全日本選手権での準決勝で対戦したときがとても印象に残っています。加藤さんはプロの中でも体格は大きくありませんが、動きの速さと緻密な戦略、そして気持ちの強さを全面に出し真っ向勝負で打ち合ったことを覚えています。今回、加藤さんがダブルスの展開DVDを出すと聞いて、その豊富なゲームプランや展開術などは、とても興味があります。新しい知識を得ることで、次のステージに挑戦できる楽しみが増えます。僕も世界のトップを目指して頑張りますので、みなさんもテニスがさらにスキルアップするように加藤さんのDVDをみてがんばってください。
日本ランク2位/世界ランク41位 森上亜希子
季温とはジュニア時代からずっと一緒に練習してきた仲間。試合でどんな状況に陥っても絶対に諦めない姿勢。そして究極のポウラス思考。コーチとして一番大切で必要な「情熱」をDVDを通してきっと感じてもらえると思います。楽しみにしてください!