サーブレシーブの返球率、コンビネーションの成功率、アタッカーの決定率、どこのコースが得点率の高いコースなのか…
もし、指導者であるあなたが、このような視点でゲームを見ているなら…
数々の弱小チームを全国へ導いたバレーボール指導歴38年の熊崎監督によると、残念ながらそれは良い方法ではないとのこと。
なぜなら、サーブレシーブの成功率やアタックの決定率などの数字は、相手の強さによって変わるから。
つまり「相手の強さで変動する数字」を見て努力をすることが、そのままチーム強化につながるとは限らないのです。
では、どんな見方をすればチーム強化につながるのかというと「数字が悪くても何とかなる方法はないか?」という弱者の視点。
例えば、サーブレシーブ。一般的には返球率などを見ますが、熊崎監督は「1stレシーブの返球位置」を見ます。
まず見るべきは、「どこに一本目のボールが返ったのか」。そして「ボールがアタックラインを超えたかどうかだけ」を問題にします。
たとえば、アタックラインを超えたのに攻撃できなかったとき。この場合は「個人のプレー、システム、局面の打開」のどれかに問題があったことがわかります。
このように、「1stレシーブの返球位置」というフィルターを通してゲームを見ることで、チームの抱える問題点がどこにあるのかが明確になるわけです。
このように、見るべきポイントさえ覚えてしまえば、指導経験の浅い先生でも、簡単にゲームから多くの情報を読み取れるようになるとのことですが…
他には、どのようなゲームの見方があるのか? 数々の弱小チームを全国へ導いたバレーボール指導歴38年の熊崎監督が、格上チームに勝つための「ゲーム分析法」を公開します。
DVD3枚組(総収録時間166分)
- 弱者は、ゲームをどう見ればいいのか?
- どうやって、チームの改善点を見つければいいのか?
- ゲームの戦い方がわかりやすくなる「フィルター」とは?
- 熊崎監督のラリー解説
- トスの上げ方で、ラリーはどれくらい有利になるのか?
- 良いアタッカーのいないチームが、攻撃を組み立てるには?
- なぜ、コースを抜いて強打することは、「最善」ではないのか?
- 「必要なブロック」と「不要なブロック」の違いとは?
- 【ゲームの見方】 サーブミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 サーブレシーブミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 トスミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 スパイクミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 ブロックミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 レシーブミスの原因とその対処法
- 【ゲームの見方】 体力の問題を、どうクリアするか?
- 4種類のフォーメーションとその活用法
- フォーメーションのメリット、デメリット
- 熊崎監督のフォーメーション解説
益田清風高校 女子バレーボール部監督
熊崎 雅文(くまざき まさふみ)
バレーボール指導歴38年。これまで、定時制高校、新設の職業高校、山間の僻地校など、練習環境が整わず、素質に恵まれない選手たちの指導を多く手がける。定時制で3回、新設高校で2回、山間僻地高校で8回、県の優勝へ導く。独自に作りあげた「弱者が勝つためのバレーボール」は、多くのバレーボール指導者から注目されている。
DVD視聴者・実践者の声
K.K様 指導歴7年
自分はフォーメーションにこだわっていた部分があったのではないかと思い、視野を広く、先生がおっしゃっていた情報をより盛り込んで指導していけたらと思います。ゲームの流れの中で解説や指導の様子が見られたので、各プレーへの理解もでき、とても勉強になりました。
Y.Y様 指導歴11年
試合の見方も、シンプルな観点から分析していくので、バレーボールをよく知らない方でも、自分が指導しているチームのゲーム分析に取り組みやすくなっていると思います。
浅野 一也 様 指導歴11年
テレビでは、サーブレシーブでのAパス、Bパス等の言葉が良く使われますが、熊崎氏の「サーブレシーブがアタックラインを越すか」という観点の方がとても分かりやすいと思いました。アタックやブロックの価値観が良くわかることと思います。
Y.S様 指導歴6年
試合中に何を考えればいいのか、何を意識して試合を進めればいいのか、スタッフの考え方などを丁寧に解説してあり、とても参考になりました。また、ミスする原因が3つに分類されるため、今のラリーのミスは何かお互いに確認しながら試合を進めることができるようになりました。
Y.M様 指導歴6年
このDVDには、指導者として大変重要となる「(弱いチームが勝つための)ゲーム分析法&チーム育成法」が具体的にまとめられています。